虚往実帰 延命山 蓮花寺

このブログは、皆様がよりよい人生を過ごせるサポートができるように、占星術のエッセンスをお伝えしています。 また、法話やお寺の紹介もしております。

富士のように黙って、自分を動かない物に作り上げろ

富士山の写真の使いまわしです。ずいぶん前に占星術を習いに通っていたころに撮影したもので、富士山の画像これしないんです。ここ最近は、反対側多いので、なかなか撮影できません。

初夢の話でも出ましたが、富士山は日本一の山です。この富士山を見ると思い出す名セリフがあります。それは吉川英治さんの宮本武蔵にでてくる、「あれになろう、これに成ろうと焦心(あせ)るより、富士のように黙って、自分を動かないものに作り上げろ、世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値打ちは世の人がきめてくれる」この名セリフ。全8巻ある小説の中で好きな言葉です。武蔵が弟子を連れているときに言うのです。「弟子に富士が見えるぞ」というと、弟子は「どこにでもあるじゃなか」と反論します。しかし、武蔵は「富士は一日でも同じ姿であったことがない」言い、弟子がまた「同じだよ」と反論。「時、天候、見る場所、季節、見る者のその折々の心次第で」と続きます。情景が目に浮かび、剣豪の心を表わした名シーンです。海老蔵さんの大河や、漫画「バカボンド」の原作ですが、大河や漫画にこのセリフは出たのかな?

話はそれましたが何が言いたいかというと、今の天体配置で安定することや、足元、基礎を固めることをした方がいい期間にあるのは、毎日お伝えしている通りです。そしてやぎ座は、成果結果を求められる期間でもあり、そのやぎ座新月の目標に加えるとよかった事は、社会貢献、ステータス、社会的活躍、社会的役割を出すことでした。これは、自分が得意を前面に打ち出すことになります。得意なこと以外で社会的活躍ってできにくいですものね。やぎ座での狙いは、テリトリーの中でパフォーマンスを最大発揮させること。ですから未知の開発よりも、今出来ていることのさらなる活躍をする方が発展しやすいです。

吉川英治の名セリフを参考にしながら、新年の目標を立ててみてください。