皆さん、本を選ぶときってどう選びますか?
私、作家さんで選ぶこと多いんです。
相場英雄さんは、読書仲間に薦めたら、面白いって喜んでくれた作家さんで、お気に入りです。
「震える牛」「ガラパゴス」「不発弾」などが、今まで面白かった作品です。
共通テーマが、不正を暴くです。
知らなった世界を小説で学べるのが、すごく好きなんですよ。
震える牛は、牛肉の偽装
ガラパゴスは、車の偽装
不発弾は、役所の人が、お金のちょろまかし
そして、今回のは介護がテーマ
表紙をみて、団地とマンモスが何かなって思ってたら、マンモス団地の話でした。
マンモス団地で育ったが、今はもう子どもがいない、ほとんどが老人の団地。
そういったところには、介護施設が必要になってきます。
この介護の厳しさ、過酷さ。
就職難で貧困にあえぐ人。
また、懐かしの昭和世代の、「おふくろ」の思い。
そこに、相場さん得意の不正を暴くが入ってくるので、楽しめました。
これ読んでて思いました。
和歌山イオンのあたりに、10年後には介護施設できるでしょうね。