虚往実帰 延命山 蓮花寺

このブログは、皆様がよりよい人生を過ごせるサポートができるように、占星術のエッセンスをお伝えしています。 また、法話やお寺の紹介もしております。

講演会 ご参加ありがとうございました。

お写真を頂きました。

ありがとうございます。

また、遠路ご参加の皆様もありがとうございました。

場所が分かりにくく、ご不便をおかけしましたが、今後に活かしていきたいと思います。

 

文学×落語そして、文学と仏教と題しまして、先日講演会に出させていただきました。

 

 

恩田雅和さんの講演

著書 落語×文学 産経新聞の記者から頼まれた企画が本になったそうです。

すごいですよね。

頼まれて本になるとは、すごいですし憧れです。

 

恩田先生の、お話の中で、落語の「付き馬」は、南方熊楠や、正岡子規も好きだったとは面白い話でした。

南方熊楠さんや正岡子規さんは、イメージとして落語を楽しむより、研究を好み、言葉を産み出すことに心血を注いでいるイメージでしたが、落語を楽しんでおられたのは、とても親近感がわきます。

 

そのなかでも、熊楠さんの考察は研究の対象外でも深いと思います。

流石は、和歌山が生んだ天才。

 

付き馬と全く同じ話が、西洋にもあり、この物語のルーツはインド辺りで始まったのではなかろうかという考察でした。

それが、東洋と西洋に分かれていったのでは、という話です。

 

これ、占星術もそうなんです。

占星術の起源は西バビロア地方で始まりました。

それから、東洋と西洋に分かれていき、インド占星術と西洋占星術に分類されています。

そのインド占星術をさらに東洋化したのが、宿曜占星術です。

 

面白い物、役に立つものなどは、どういった形でも、内容を変えずに伝わるのだと思いました。

 

 

後半の私のお話も、かなり喜んで頂いたお声を聞きました。

喜んで頂けて本当に良かったです。

いつものご縁日、24日のお話の中から「いかに生きるか」の部分をまとめてお話しました。

 

仏教とは、死後の世界を説いている教えではなく、今をどのように生きるのかを説く教えです。

与えられた環境と思っていますが、実は自分が望んで作った環境です。

それを文句ばっかり言って居る人は、自分で自分を否定しているようなものです。

文句を言わず、自分の環境をいかによりよくしていくか。

自分の一生を満足できるものにどうやったら出来るのか。

 

今回の参加者全員に、せっかく授かったこの命、この一生を、幸せに生き抜いてほしい。

また、納得いく人生にしてほしいと、願いを込めてお話しました。

 

お役に立てていただき、さらに自分の人生を輝かしい物にして頂き、生きる喜びにあふれる気持ちになってくれれば、今回の公演は成功と思っております。

 

 

閉会後は、恩田先生と対談形式のラジオ番組をしたら面白そうだと言ってくれておりました。

実現したらまた面白そうな番組になるかもしれませんね。

 

その時は、番組告知させていただきます。