虚往実帰 延命山 蓮花寺

このブログは、皆様がよりよい人生を過ごせるサポートができるように、占星術のエッセンスをお伝えしています。 また、法話やお寺の紹介もしております。

質問回答  盛り塩について

メールよりご質問をいただきましたので、お答えします。

 

こんにちは。

一つお伺いしたい事があるのですが。

私の家の玄関に前から盛り塩をしています。

盛り塩はしない方がいいのでしょうか?

してもいいなら、置いても大丈夫な場所はありますでしょうか?

 

 

 

この方は、霊的な予防でしているのかと思って、以下のように答えました。

 

霊的な事の予防で盛り塩をしていたなら、必要はないです。

運気のためにするのなら、玄関がいいです。

 

 

盛り塩って皆さんされますか?

盛り塩で、霊的な結界を張れることはありません。

 

では、何のために盛り塩をするのか?

元々は、牛に足止めに使っていたのが始まりだそうです。

昔の移動手段が牛だった時代があります。

牛車って絵でも見たことがありますよね。

それに乗って、身分の高い方がやってきます。

牛は、一日にかなりの塩分を必要としますので、家の玄関に塩が置いてあると、そこで足を止めて、牛は長時間とどまります。

その時に、身分の高い方との交流ができるので、塩を置いたのを始まりとします。

 

そういった理由で、身分の高い方=福の神が来ることになぞらえて、盛り塩をするようになりました。

ですので、霊的な結界には必要ないということになります。

 

霊的な結界には、以前も書きましたように、

霊道を切るのが根本的解決です。

切るには、場所が分からないと切ることもできません。

 

場所が分かったら、自分で毎日蝋燭を灯すのも効果的です。

また、八千枚護摩修行のお札は、霊道を止めるご利益がありますので、毎日蝋燭を灯す必要はなくなります。