虚往実帰 延命山 蓮花寺

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捨てることで得られるものがある

昨日国葬がありました。

 

今朝の新聞に、菅前首相の弔辞全文が載ってあり、この弔辞の間、夫人は目元をハンカチで抑えていたそうです。ただ読んでいるだけでも気持ちが伝わってくる弔辞、それを耳にすると、在りし日のことが鮮明に思い出され、心に響くものが途轍もなかったと思います。

私どもも、葬儀の時に諷誦文という、弔辞の元祖のようなものを読むことがあります。

これを読んで泣いてもらったことは、数えるほどでしかありませんし、私が読んでて泣きそうになることもしばしばあります。さすが一度総理になった方は、堂々たるもののように写真で感じました。

 

世間では国葬に賛否両論です。私は政治のことにも疎いので何とも言えません。

ただ亡き人だけもなく、人の気持ちを思いやる心というのは、非常に大切なことだと改めて思った次第です。

あのように堂々と名文を読むまでには至りませんが、せめて人を思いやる気持ちだけは同じ位置に立てるように、また文章の方も負けじと精進したいと思います。

 

 

さて明日のシンボルは

捨てることで得られるものがある日です。

人間って不思議なもので手に入れるまで、とても頑張ります。手に入れたとたんに他に目移りして、せっかく手に入れたものは一応コレクション的に保管しておく。

今度、そんなに必要ないなら譲ってくださいってなると、途端にもったいなくなってそれを守ろうとする。

こんなことってないですか?

このような事の間をとって、上手に活用しましょうってのが明日のシンボルです。

捨ててしまうのは物ではなく、そこに執着する自分の心です。

手に入れるまでこんなに苦労したという、気持ち。あれだけ頑張って手に入れたもの、そうやすやすと譲れないという、気持ち。

例えでこの例を挙げていますが、物でなくても、執着心って結構ありますよね。

何かにこだわってしまう、心、ここだけは譲れないって心。

それらを明日はいったん横に置いて、客観的、他人が見たらどうするかなって目線を学べる時です。

 

 

明日の傾向

人の役に立とうと思って頑張っている人に、思ってもない一言を言って相手を傷つけることがある、また逆にキツイ一言で傷つくことがあります。

知人友人の助言で気が楽になることもあります。

集中力が発揮できる日でもあります。

仕事運も好調。集中力を仕事に活かすというのも良い一日です。

 

明日も楽しい一日にしましょう(^^♪