【プロとはお金をもらうだけがプロとは言えない】
プロフェッショナルというTV番組が好きで、時たま見ます。
いぶし銀の職人さんが出てきたりするとテンション上がりまくりで、一度出てみたいと思います。
スガシカオの歌に乗って、坊主の流儀なんて、誰か作ってくれませんか?(笑)
話が変な方向に行きました。話を戻しまして
「プロというのは、お金をいただく以上はプロだ」とよく聞きます。
皆さんもそう思いますか?
私、これだとプロとは言えない気がするんですね。
以前、私を認めてくれている方に言われたことがあります。
この方は一流の腕を持つ方で、その人の商品を買いたいと思う方。
一流の腕を持つから、気難しい所もあり、また、5黄土星生まれなのでかなり厳しい。
そういった方が認めてくれて、お参りにきて話をしていると、
「蓮花寺さんみたいに、真面目に行する人は最近あまり見ない」と褒めてくれた後、しばらくして、「しかし、お坊さんってどんな人でもなれるんやね」と言ったんです。
実はお坊さんで、がっかりしたことがあったらしく、出てきた言葉のですが、これは私にとっても結構強烈なインパクトがあった言葉でした。
その時、ハッと気が付いたんです。
お金をもらってる、それだけではプロとは言えない。
「こいつに拝んでもらいたい!!」
そう思える、坊主にならなければ、本当のプロとは言えないと気づきました。
もう、10年以上前の話ですが、私のテーマになってます。
「こいつに、拝んでもらいたいと思える坊主になる」
これは、どの職業にも当てはまりませんか?
主婦の方でも、お金は発生しないですけど、プロだと私は思ってます。
だって、お母さんのご飯が食べたいって、子どもが主人が言えばプロです。
外食でもそうですよね、これが食べたいって気持ちになるようなお店はプロです。
適当に、安いからこれ食べようかのお店を目指すより、あそこのこの料理が食べたいとなるのが、プロだと思ってます。
ですから、プロと呼ばれる人は、それを裏切らない努力をしていると思います。
その姿をチラチラ、映してくれる、プロフェッショナル好きなんですよね。