虚往実帰 延命山 蓮花寺

このブログは、皆様がよりよい人生を過ごせるサポートができるように、占星術のエッセンスをお伝えしています。 また、法話やお寺の紹介もしております。

星祭 準備

蓮花寺での星祭りは1月28日~節分までの一週間拝みます。一度拝んで終わりの星祭りの所も多いのですが、それでは、私もなんか納得できなくて一週間拝んでます。別に拝むのは嫌いではないので、苦にならないのです。その一週間のご祈祷前から、実は始まっているのが、このお札書き・お守り作成。お守りの中身を見ると「一切の厄難を引き受ける」というのがあり、当寺秘伝の中札があるのでお見せ出来ませんが、お札は公開しても大丈夫です。

いつも毎年思うのが、来年こそ、お札は印刷してもらおうと思うのですが、どうしても手書きになってしまいます。お札を書く前に申込者を一度見て、申込者を思いながら、あの人の厄軽く住んでほしいななど、願いを込めて書いてます。やはり占星術で運気が分かるだけに、しんどい年になりそうな方はわかります。ほとんどの申し込みが、●のしんどい年になりそうな方ですけどね。やはりこういった運の流れはあるなと、実感したことが先日ありました。

さてさて、お札に書いている文字は、「わざわい転じて福となす」といった事を書いております。今日、表面は書き終わりましたが、次は裏面が残っています。その後、日々拝んでいる宝印を押して、お札に紙を巻きそして、祈願者のお名前を書くとようやくご祈祷準備が終ります。このように拝む前からの作業がかなりあります。

折角のご縁でお申し込みくださった方の、今年一年の安寧を願うので手は抜けないなと、思い毎年手書きになってしまいます。

ブログの今週のお題「一生モノ」というのがありました。この星祭りのお守りは一年に一度替えるお守りなっております。が、一生物のお守りもあってもいいのかなと思っています。なかなかないですもんね、一生モンのお守りって。

うちの本堂の天井を、八千枚護摩での火災予防のためにやり替えた時の天井板を使って、一代守り(一生物のお守り)を作成しようと思案して早数年。これのお守りに使おうと用意している中身の板だけでも、何千座と護摩やお経がしみ込んでいるので、値打ちがあると思っています。その板を使ってだけのお守りなら、作りやすいのですが、せっかくの一生物なら、それに加えて、申込者の命、魂が輝くように、また、魔を払うように作成しようとすると、かなりの手間だなと思っていて、なかなか作成に踏ん切りがつきません。超個人に合わせたお守りなので、作成の手間と拝むことを考えたら、お値段も高くなりそうですし。ここら辺も踏ん切りがつかない理由です。