八千枚護摩供は、真言宗2大荒行の一つと言われております。
8000枚護摩供 当日 令和4年の様子
荒行といわれるだけ大変で、結構過酷な修行です。
毎年やってますが、荒行だなと自分でも感じます。
今年で14回目
その過酷な8000枚修行とはどんなことをやってるの?
と聞かれましたら、
①お不動さんのご真言を、トータル10万回以上となえます。
これが結構しんどくて、時間もかなりかかります。
寝る時間もないぐらいの時もあります。
②その期間中は穀断といって、
穀物以外(お芋さんかお野菜、果物)を食べます。
1日に2食。
③そして最終日には、8時間ほどかけて、
8000本の護摩木をすべて焼き尽くします。
ここでよく聞かれること、ベスト3
その当日8時間は、
1 座ったままですか?
もちろんそうです。
2 トイレはどうするの?
離れてはいけないので、いけません。
3 食事は?
食べません。
これらができるように、前もって①②の
修行準備段階があるのだと身をもって知りました。
なにしろ命がけの修行とは言い過ぎでなく、
本当に危ない時はこの13年間で何回かありました。
そういったことにならないように昔の方は、秘訣を書き残してくれているのだと、ありがたく思います。
今年も焼八千枚護摩供修行をします。
正行期間 一座 3時間程度
第 1座目3/24 16:00~
第 2座目3/25 3:30~
第 3座目 10:00~
第 4座目 16:00~
第 5座目3/26 3:30~
第 6座目 10:00~
第 7座目 16:00~
第 8座目3/27 3:30~
第 9座目 10:00~
第10座目 16:00~
第11座目3/28 3:30~
第12座目 10:00~
第13座目 16:00~
以下同じように繰り返します。
そして最終日
第23座目4/ 1日(土) 3:00~
ここまでで今年のお不動さんの真言はトータル
12万返になってます。
いよいよ最終日の
願いを結ぶ座 9:00~17:00ごろまで
ここで、ご祈祷を申し込んでくれた方の願いが結ぶように8000本の護摩木を8時間ほどかけて護摩木を焼きます。
なぜ、こんなに長い時間拝むのか?
それは、願い事の大きさと拝む時間は比例するからだと思ってます。
たくさんの方の思いをきちんと、仏様に届くように、また、悩みや災いといったことは、護摩の火で浄化できるように勤めたいです。
お陰様で、ご利益をいただく方が増えてきたので、ありがたく思ってます。
一願 10000円です。
写真の正面にある、お札をお渡しいたします。
このお札は、霊的なことにもかなり効果があります。
申し込み期限
3/1までです。