虚往実帰 延命山 蓮花寺

このブログは、皆様がよりよい人生を過ごせるサポートができるように、占星術のエッセンスをお伝えしています。 また、法話やお寺の紹介もしております。

八千枚護摩修行 お札書き

これは去年のお札です。


星祭りに加えて、お札は手書きです。八千枚護摩のお札しか大きいので書きやすいのですが、梵字と漢字を筆を持ち帰るため時間はかかります。お寺へのお願い事は、人それぞれですが、どの悩み事も本人が真剣である以上、こちらも真剣に答える必要があると思います。

その真剣さの現れが、修行時間もそうですが、お札の作成にもあります。お札を売ればいいのではなく、本人の事を思って書くからこそ、真言宗で言う「三密加持」が整うのです。

身体と、口と、思い。この三つがそろうのが三密加持。申込者、本尊、私の三人の気持ちが一致するのも三密加持です。印刷物でも気持ちが入る方もあれば、私のように手書きでないと気持ちが入らないタイプもいます。そういうわけで、今回も印刷にはせず、手書きで書いております。

 

たいそう手間がかかるお札の作成ですので、お申し込みは3月1日までとなっております。

このお札、人生を切り開くご利益と同時に、よく聞くのが心霊現象が止まるといった事です。ポルターガイストのような、お家である変な現象が収まったとは本当によく聞きます。それもそのはず、このお札がある土地は、浄土になるようにも拝んでおるからです。

星祭り、愛染祭と続いて八千枚修行がありますが、これが終ると、後は毎月のご縁日ぐらいで、毎月のご縁日の授与品はおさがりしかありません。

先日も終わってから、お守りが欲しいとか、言ってこられた方がおられましたが、終わってから「はいどうぞ」って出せるものは護摩の灰ぐらいです。

祈りを込めたお札に毎日手を合わせれば、きっとご加護があることでしょう。そういったお手合わせされる方の幸せを祈念して、修行を励みたいと思います。