虚往実帰 延命山 蓮花寺

このブログは、皆様がよりよい人生を過ごせるサポートができるように、占星術のエッセンスをお伝えしています。 また、法話やお寺の紹介もしております。

卯年の思い出 文殊五洛叉

卯年の思い出として、12年前の卯年に卯年の干支の本尊である文殊菩薩の修行を一週間断食で納めたのを思い出しました。何とか時間を都合し、12月に一週間断食で行いました。文殊五洛叉という修行で、文殊菩薩真言、オンアラハシャノウを50万遍唱える修行です。

密教占星術を基となる、お経は宿曜経といい、その正式名称は、文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶日善悪宿曜経。文殊菩薩がタイトルにあるお経なので、密教占星術マスターし深く理解をするのに必要な修行だと思っていやりました。ここでは作法は省きますが、オンアラハシャノウを50万遍唱えるのは、他の真言よりも短くて簡単だと思ったのですが、やってみると結構難しい物でした。

ましてや、真冬の断食は寒くて寒くて凍えました。今では慣れたものですが、拝み終わった後30分はストーブで温まらないと、次の行動が出来なかったです。

しかし、その時に結構不思議なありがたい体験を出来たのが、今の自分を作っていると思いました。宇宙と一体になった感覚があり、大きな塔の中に導かれたのを今でも鮮明に思い出せます。

今年も時間があればやってみたかったのですが、なかなかまとまった時間は取れなかったです。しかし、毎日の修行の方はそのころよりも熟練度が増していると思います。まとめてするのも時にはいいですが、日々の積み重ねには勝てないと思ってます。それも10年も続けば、かなりの武器、戦力になります。特に私は、占星術で見ると物事をマスターするのに10~20年のスパンがかかるが、人一倍プロ並みになるのがあります。思えばそのころから、そういった事を意識していいたようにも思います。

 

辰年、巳年の干支の本尊は、普賢菩薩です。普賢菩薩は普くに賢い菩薩と書き、普遍的な価値観を指していると思います。私のやっているお加持も、今は不思議でしょうが世間に認知され医療保険が適応できればいいのにと思ってます。皆さんもこの2年かけて、得意なものを当たり前になるように、また世の中に広げるように努力するのもいいと思います。一年の計に加えてみてください。

普賢菩薩真言は、「オンサンマヤサトバン」皆様の得意が、世間に広がりますように。