このタイトルを見て、これは私が読まなくてどうすると思って買いました。しかし、完読まで一年半の時間がかかりました。ハサミ男と一緒に買ったのですが、なかなか読み進まなかったです。
流石にミステリーファン必読なので、なるほどの展開で、途中からは読むスピードが一気に加速しました。思っていた内容は、占星術を使って殺人犯を解決するのかと思って読み始めたのですが、逆で占星術を使って完全体を作ることを行った、といった所からストーリーが展開していきます。
ここら辺が時間がかかった原因かもしれません。そして、終盤に差し掛かると、作家の先生からの挑戦状が届きます。そうなると、何としても解明してやると、最初に戻ったりします。これも時間がかかった原因でしょう。ですが、歴史に残る名作は過言ではありませんでした。好みが分かれますが、じっくり楽しみたい作品です。